不妊治療を辞めた話 〜完結〜

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子どもが苦手な旦那さんを説得。

【産婦人科に通えば妊娠できる】

と、信じて疑っていませんでした。

妊娠を望んた理由、

不妊治療で感じたこと、

そして不妊治療を辞めるに至った経緯を

10回に分けて投稿いたします。

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※ 本文はあくまでも私の実体験と一個人の感想です。

結婚・産婦人科通いが始まってから1年半、

不妊治療生活に転機が訪れました。

旦那さんが仕事の都合で、

年明けに3週間、6月頃に1ヶ月間、

中国に出張することが決まりました。

その日程以外に出張が入る可能性もありました。

産婦人科に通ってタイミングを待ったとて、

旦那さんが不在なら意味が無いな…

こうして、不妊治療を継続するかどうかの帰路にたたされました。

”ちょうど良いかもな…”

旦那さんが出張に行く直前で、

産婦人科に通ってから満2年。

一向に訪れないタイミング。

妊娠中に歯周病になると早産などの悪影響があると聞き、そうならないようにと歯医者に通った。

炭水化物ばかり食べると妊娠し辛くなくから…と、食事制限をした。

BMIが高いと妊娠し辛いからとダイエットに励んだ。

不妊治療は夫婦で乗り越えることだと思っていたのに、私だけが平日も休日も捧げて頑張っている。

それなのに報われない。

徒労感。

私より長く不妊治療を行い、体外受精を試すほど頑張っている方もいるのに。

この程度で根を上げる罪悪感。

周囲の妊娠報告を素直に喜べない。

“子どもができたらこんなことしたいな”

そんな気持ちもいつの間にか抱かなくなっている自分。

もう辞めよう。

この機会に、不妊治療は辞めよう。

私は、世の中の頑張っている人に比べたら全然だけど、自分の中では頑張った。

そうして、産婦人科に通い始めから2年。

私は不妊治療を辞めました。

生理不順は元通り。

頑張って毎朝続けた体温測定も辞め、

婦人体温計は目覚める時間に鳴るだけのアラームに。

それでも、あのプレッシャーからは解き放たれることができました。

“気楽に生きていこう”

不妊治療を辞めた30歳の私は、そう決意しました。

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