不妊治療を辞めた話 〜9〜

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子どもが苦手な旦那さんを説得。
【産婦人科に通えば妊娠できる】
と、信じて疑っていませんでした。

妊娠を望んた理由、
不妊治療で感じたこと、
そして不妊治療を辞めるに至った経緯を
10回に分けて投稿いたします。

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※ 本文はあくまでも私の実体験と一個人の感想です。

タイミング療法を受けているはずなのに、
タイミングを教えてもらえない日が5ヶ月程続きました。

産婦人科に行って排卵状況や
卵子の状態をただただ観察する日々。

生理が来た日は、失望よりも
“いつ卵子育ったの!?育ったって言ってよ!!”
と、謎の怒りを感じていました。

通い始めてから半年、ようやく卵子が育ち
妊娠するにはもってこいのコンディションだと
産婦人科医師から告げられました。

「今日明日がチャンスです」

いや、チャンスって言い方よ!と思いつつも、
半年で初めて良きタイミングを宣言され、
初めて喜びに満ちた気持ちで帰宅しました。

旦那さんにもその旨を伝え、
妊娠できるよう性交渉を行いました。

子どもができたらどんな生活になるかな?
ワクワクした考えが頭に浮かぶ日々は、
数日後の生理で流れ去ったのでした。

・毎朝の体温測定
・定期的に飲む排卵誘発剤
・突発的にお尻に刺される筋肉注射
・月に数回、混雑した産婦人科に通う日々
・内診での医師からの【体質】責め

色々と辛いなーと思うことはありましたが

・妊娠しやすい日に性交渉をしても手応えがない

これが、私にとっては一番こたえました。

私の弟や友達、会社の後輩が妊娠したり
子育てをしたりしている中

どうして私は子どもができないんだろう。

やっぱり体質が良くないからなのかな?

むしろ、みんなどうやって妊娠したの?

「子どもは好きじゃないけど、祖母に孫を見せたいから妊娠したんだよね」と語る友達に対して

“不妊治療してるって言ったよね?
私への当て付け?よくそんなこと言えるね。
ねぇ、その話どんな神経で言ってるの??”

と、怒りが込み上げてくるのを感じては
“怒りの感情は何も生み出さないですよ”と
私の中の天使に諭され、そんな感情を抱いたことに
自己嫌悪することもありました。

産婦人科に通い始めて1年半。
カーテンが無い状態での経膣超音波検査にも
すっかり慣れた頃、この生活に変化が訪れました。

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