不妊治療を辞めた話 〜8〜

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子どもが苦手な旦那さんを説得。
【産婦人科に通えば妊娠できる】
と、信じて疑っていませんでした。

妊娠を望んた理由、
不妊治療で感じたこと、
そして不妊治療を辞めるに至った経緯を
10回に分けて投稿いたします。

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※ 本文はあくまでも私の実体験と一個人の感想です。

最寄駅構内の手すりに捕まり、
本気泣きしながらお尻を庇って歩き、
なんとか家に着きました。

普段なら、家へ帰る途中にあるStarbucksによって
コーヒーでも買って帰っちゃう?とウキウキする道も驚くほど長い距離に感じました。

旦那さんに排卵誘発剤を飲むこと、
しばらく産婦人科に通うことを伝えました。

そこからの日々は本当に失望の連続でした。

産婦人科で言われたことは

「まだ排卵してない。
こんなに排卵頻度が低いと、
卵子の片側からしか排卵しない可能性がある。」

「卵子が先週から1mmしか大きくなっていない。
あなた、卵子が育ちにくい体質だよ。」

「まだ卵子の大きさが10mmも無いね。
来週来ても変わらないだろうから、
再来週に来てください。」

産婦人科に通いさえすれば妊娠できると
そう考えていた自分がいかに甘かったか。

体質という言葉を言われる度に
なぜそんな体質になってしまったのか、
どこにも行き場のない悲しみを感じていました。

数年経った今なら、あんな言い方しなくても!
と産婦人科医師に対して思います。

しかし、通っている当時は医師の言葉が絶対。
お前は子どもができにくい体質だと烙印を押され、
平日は仕事で肉体が疲弊し、
休日は産婦人科で心が疲弊する日々でした。

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